2024シーズンのWSPLを公平で公正なランキングにする事を目的に、いくつかの変更を実施致しました。選手はもちろんサポーター、コーチにもより良い理解を得るため。そして上位競技会への道筋が明確になるよう改善致しました。

変更点は以下の２つ：

● カテゴリー（区分け）を４段階から５段階に増設
● 各カテゴリーのポイント幅

イベントカテゴリー：

新設のカテゴリーは以下

* Elite（エリート）
* Pro（プロ）
* Challenger（チャレンジャー）
* Amateur（アマチュア）
* Grassroots（グラスルーツ）

カテゴリーを追加し、カテゴリー名を変更した理由は、より公平にポイントを配分。さらに多くのグラスルーツイベント（草大会）を含めることができるようにし、世界中に存在するすべてのイベントを包括的にする為です。

ポイント幅：

各カテゴリーについて、以下のように最低ポイントと最高ポイントが設定されます。

* エリート　　　：600 - 1000
* プロ　　　　　：300 - 800
* チャレンジャー：200 - 600
* アマチュア　　：100 - 400
* グラスルーツ　：100 - 300

今回の変更に至った背景には過去にナショナルカテゴリー、リージョナルカテゴリーにおいて最高800～900ポイントが与えられる大会があった為です。これは間接的にポイントシステムを操作している大会や国協会があったことを意味します。クラシフィケーション・グループが調査したところ、これらの範囲は1-2大会にのみ影響し、他のすべての大会はすでに提供された範囲内に収まっていました。これをふまえて、よりポイント幅の調整が指摘されました。上記の変更により、スノーボード競技はより公平で公正なものとなり、スノーボードコミュニティにとってより良い競技への道が開かれる事となります。