A・B・C級公認インストラクター
その名の通り、スノーボーダーを公に指導することができるのがこの資格。
バッジテスト1級所持者が受験できるC級インストラクターと、その上のグレードに値するA級、B級インストラクターがある。なお、A級はJSBA公認スノーボードスクール(スキー場に常設されているスクール)を、B級では認定スノーボードスクール(非常設)を、校長として開校することができる。
C級インストラクターはJSBA公認学校、認定スクールにてインストラクター登録ができる。
A級 | B級 | C級 | |
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受験者の資格 (C級インストラクターは講習会) |
・B級インストラクター資格所持者で資格が有効な者 ・B級インストラクター資格取得後、公認・認定スノーボードスクールで20単位(40時間)以上の指導を行い、それを証明できる者 |
・C級インストラクター資格所持者で資格が有効な者 ・学科合格後、実技試験前に公認スノーボード学校にて実技事前講習を4単位(8時間)以上行い、それを証明できる者 |
・申込日までに満18歳以上 ・バッジテスト1級を所持していることを証明できる者 ※公認プロおよび全日本選手権上位入賞者は免除あり ・規定の救急法講習会を修了していること |
学科試験の内容 (C級インストラクターは講習) |
技術・指導法・ルールマナー・救急法等に関する事項:「JSBAスノーボード教程」より。オフィシャルハンドブックより規約規程を出題。 | 「JSBAスノーボード教程」、C級インストラクターテキストによる講習 | |
実技試験の内容 | ●ベーシックカーブ ロング ●ムーンスライド ミドル ●ベーシックカーブ ショート ●フリーライディング ●ダイナミックカーブ ショート ●エア |
●ベーシックカーブ ロング ●フォールスライド ミドル ●ベーシックカーブ ショート ●フリーライディング ●ダイナミックカーブ ショート ●エア |
なし |
取得後の活用先 | 公認・認定スクールの校長をすることができる(※満20歳以上に限る) | 認定スノーボードスクールの校長をすることができる(※満20歳以上に限る) | JSBA公認学校、認定スクールにてインストラクター登録が出来る |
アドバイス試験対策 | 所属スクールで指導を受ける、またはJSBA公認スノーボード学校においてデモンストレーターやA級インストラクターに苦手な部分をコーチしてもらおう。 | 所属スクールで指導を受ける、またはJSBA公認スノーボード学校においてデモンストレーターやA級・B級インストラクターに苦手な部分をコーチしてもらおう。 | 「JSBAスノーボード教程」を徹底的に読み込む。(完全予習の義務があります) 認定講習会は2日間で筆記、実技試験はなし。 |
受験費用 | 学科受験料 8,250円(税込) 実技受験料 17,600円(税込) |
学科受験料 7,150円(税込) 実技受験料 12,650円(税込) |
受講料 20,900円(税込) |
試験開催予定時期 | 学科検定は室内、実技検定は屋外での開催。各地区協会にて開催。 | 学科検定は室内、実技検定は屋外での開催。各地区協会にて開催。 | 各地区協会にて毎年複数回開催。詳しい開催日程はJSBA公式サイト(www.jsba.or.jp)等にて掲載。 |
資格の有効条件 | 毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 3年度に1度年次講習会を受講すること。 |
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資格の更新条件 | 毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 (申請書、写真の提出、更新料15,950円(税込)の支払い) |
毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 (申請書、写真の提出、更新料13,750円(税込)の支払い) |
毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 (申請書、写真の提出、更新料11,550円(税込)の支払い) |
資格の抹消 | 会員登録をせず、丸1年を経過した場合。 資格更新をせず、丸1年を経過した場合。 |
A・B・C・D級公認検定員
バッジテストや、インストラクターの試験を行う際に合格者を判断する人=検定員になるための資格。
D級検定員はバッジテスト3級~5級の検定を、C級検定員はバッジテスト全級の検定を、B級検定員はバッジテスト、TECH.1・2、B級インストラクターの検定を、A級検定員ではバッジテスト、TECH. TEST、A・B級インストラクターの検定をすることができる。
A級 | B級 | C級 | D級 | |
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受験者の資格 (D級検定員は講習会) |
・A級インストラクターとB級検定員資格所持者でその両資格が有効な者 ・B級検定員資格取得後、3回以上B級インストラクター検定会の検定員、または模擬検定員として検定を行い、それを証明できる者 |
・A級インストラクターとC級検定員資格保持者でその両資格が有効な者 ・C級検定員資格取得後、3回以上スノーボードバッジテストの主任検定員または6回以上レッスンチェックの検定員(主任検定員1回をレッスンチェック2回とみなす)を行い、それを証明できる者" |
・B級インストラクター以上の資格とD級検定員資格保持者でその両資格が有効な者 ・D級検定員資格取得後、3回以上バッジテスト3~5級の検定員、または1~2級の模擬検定員として検定を行い、それを証明できる者 |
・C級インストラクター以上の資格所持者でその資格が有効な者 ・C級インストラクター資格取得後、10単位(20時間)以上指導実務を行い、それを証明できる者 |
学科試験の内容 (D級検定員は講習) |
バッジテスト・インストラクター検定に関する事項:「JSBAスノーボード教程」より種目に関する技術。オフィシャルハンドブックより規約規程を出題 | バッジテストに関する事項:「JSBAスノーボード教程」より種目に関する技術。オフィシャルハンドブックより規約規程を出題 | バッジテスト検定規定、バッジテスト運営要領、着眼点の理解、点数のつけ方など検定員に必要な事項の講習 | |
実技試験の内容 | スノーボード検定規定による実技試験の要領で、インストラクター試験又は模擬滑走者の試技を検定 | スノーボード検定規定による実技試験の要領で、バッジテスト受験者又は模擬滑走者の試技を検定 | なし | |
取得後の活用先 | 全ての検定員、インストラクターの検定会、及びバッジテスト、TECH TEST全級の検定 | B・C級検定員とB級インストラクター検定会、及びバッジテスト全級、TECH TEST1、2級の検定 | スノーボードバッジテスト全級の検定 | スノーボードバッジテスト3級~5級の検定 |
アドバイス試験対策 | 各地区協会で開催する検定会に研修員として参加し、採点方法や運営方法の研修を行うことができる ※地区協会へ事前に参加を申し込むことが必要 |
所属する各公認学校で開催するスノーボードバッジテストに研修として参加、または着眼点の勉強をしておくとGOOD ※研修参加は各校の運用規程によるので事前に確認が必要 |
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受験費用 | 学科受験料 5,500円(税込) 実技受験料 10,450円(税込) |
受講料 10,450円(税込) | ||
試験開催予定時期 | 学科検定は室内、実技検定は屋外での開催。各地区協会にて開催。 | 学科検定は室内、実技検定は屋外での開催。各地区協会にて開催。 | 学科検定は室内、実技検定は屋外での開催。各地区協会にて開催。 | 各地区協会にて毎年複数回開催。詳しい開催日程はJSBA公式サイト(www.jsba.or.jp)等にて掲載。 |
資格の有効条件 | 毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 3年度に1度年次講習会を受講すること。 |
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資格の更新条件 | 毎年会員登録を継続すること。 3年度に1度資格更新手続きをすること。 (申請書、写真の提出、更新料7,500円(税込)の支払い) |
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資格の抹消 | 会員登録をせず、丸1年を経過した場合。 資格更新をせず、丸1年を経過した場合。 |
インストラクター・検定員の資格を取得したら
- 毎年の会員登録が必要です。
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3年度に1度、資格更新(書類の提出と更新料の支払い)が必要です。
- ※有効期限は資格認定証に記載されております。
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資格を行使するには、3年度の任期中に1回以上年次講習会を受講する必要があります。
- ※2015年度に資格を取得された方の任期は2015年度~2017年度(2018年8月31日)までとなります。
- 任期中に年次講習会を受講されなかった場合は、資格更新後「資格停止」となります。
- 上記内容をPDFでご覧いただけます。
- 教育本部資格マニュアル はこちらから(PDF版)
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