COMMENT

優勝者コメント

フリースタイル男子 新野 裕幸

はじめに、コロナ禍での大会開催にあたり万全の体制で大会を運営してくださった大会関係者の方々、そして会場であるルスツリゾートの皆さんありがとうございました。テク選に出場する全選手にとって一年に一度開催される全日本はとても大切な場となっており、開催してくださったことを心から感謝しています。2年ぶりとなった全日本では選手の滑走レベルが上がったと感じ、この2年間、皆がこの場での勝負のために滑りを磨いてきたんだなとワクワクさせられました。もちろん自分自身もその1人であり、そういった選手達と競いあえたことをとても嬉しく思っています。そして僕にとって今大会は目標としていたV7と5連覇がかかった大会であること、そして2年ぶりの全日本ということが相俟って大きな緊張感を抱え挑んだ大会となりました。納得のいく滑りができなかった種目もありましたが、集中と気持を切らさず最後まで滑りきれたことが優勝という結果に結びついたのだと思います。目標の達成と共に精神的にも成長できた大会になったと振り返っています。最後になりますが、共に練習を積んできたキャンパーの皆と妻、僕の活動を支えてくれるスポンサーに心からの感謝を伝えたいです。ありがとうございました!


フリースタイル女子 中本 優子

昨年は新型コロナウイルスの影響により大会が中止となり、2年ぶりの出場は試合感などが鈍っていないかなど、不安な気持ちがいっぱいでした。今大会は天候が安定せず刻々とバーン状況が変化していき、想定していたものと違い、瞬時の判断力が求められ、改めてテク選の難しさを思い知った大会でした。その中でも長年培ってきた経験で、その場の状況判断が上手くいったことが、今回優勝できた勝因だと思います。フリースタイル女子のレベルが年々上がり、勝つことは容易ではありませんが、またさらに力をつけ、また表彰台の1番上に上がれるように頑張ります。応援してくれる皆様、本当にありがとうございました。


アルパイン男子 末高 敏樹

久々の北海道ルスツリゾート開催での優勝!ここルスツでの大会は自身のテク選出場回数が最も多く、またルスツでの優勝回数も今回で5回目と思い入れのある場所。大会のメインコースであるダイナミックコースとエリートコースは何度も滑っていますが、どちらも特徴的なコースでそこを毎回攻略して自分のスノーボードを出し切る事を楽しんでいます。ダイナミックコースでは、左下りの片斜面でコース下部が最も強いので、マックススピードになった頃に片斜面のピークがきます。その中でいかに失速させずにターンサイズを変化させないように、ヒールは山回りを大事に仕上げ、トウは谷回りの始動を速くして谷のみでターンを作るイメージで山回りはそのターンスピードを繋ぐ事を考えていました。エリートコースでは雪質の変化が激しく、風が当たればすぐ固くなり、ジャガも出やすく雪面コンタクトが手強いバーンです。そんな中でも深くカーブしてターンスピードも保って行くために、正確なエッジングやパワー伝達、また突っ込んでいく思い切りも必要だったりと、戦略と攻略を楽しみ、今大会も自分らしさが出せた中での優勝となりました!これもいつも応援して頂いている皆様、サポートメーカーの皆様、スクールスタッフの皆んなの思いがあり、勝つことが出来たと改めて感じています。本当にありがとうございました。そしてこの状況下での運営と開催をありがとうございました。


アルパイン女子 黒木 あかり

まずは大会関係者の皆様にお礼を言わせてください。ありがとうございました。そして選手の皆さんお疲れ様でした。アルパインスノーボード、人口も少なめですが、速さとカービング力が魅力なジャンルです。ぜひやってみて欲しいです。その楽しさをこれからも伝えられるように頑張ります!never stop curving