競技規則
■競技種目
種目 | 演技指定 | 斜面/コース | 構築物 | カテゴリー |
フリーライド自由 | なし | 中急斜面/ メインバーン(上部) |
なし | 共通種目 |
カービングターンロング | なし | 中急斜面/ エースコース |
なし | 共通種目 |
カービングターンミドル | なし | 中急斜面/ メインバーン(上部) |
なし | 共通種目 |
カービングターンショート | なし | 中急斜面/ エースコース |
なし | 共通種目 |
ベーシックターン(展開) | ベーシック運動、 ターンサイズの展開 |
中急斜面/ メインバーン(上部) |
なし | 共通種目 |
制限滑走 | リズム変化あり | 中急斜面/ ビッグベアコース |
なし | AL指定種目 |
グラウンドスタイル | グラウンドトリック | 緩中斜面/ メインバーン(下部) |
あり (予定) |
FS指定種目 |
■各種目ジャッジポイント
各種目ともに発展性と可能性を考え、滑りに制限を設けるような細かいジャッジングポイントの発表を控えております。
●カービング種目共通ポイント
「スピードとキレを考えた効率の良いターン」
『フリーライド自由』
スピードの中での流れの良い演技構成であること。また斜面変化に合わせた演技とターンを調和出来るかがポイント。フリースタイルでのトリックは、流れを途切れさせないスピードにのった演技を求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆
*演技構成 ☆☆
「カービングターンロング」
スピードとキレを考えた効率の良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆
「カービングターンミドル」
約8~10mのふり幅、およそ圧雪車2台分くらいをミドルターンとする。スピードとキレを考えた効率の良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆☆☆
「カービングターンショート」
左右均等なリズムの良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆☆
「ベーシックターン(サイズ展開)」
ターンサイズに合わせた的確なベーシック運動を高評価とする。サイズ展開はロングからショートで、メリハリのある滑走を求める。
<重要なジャッジングポイント>
*運動 ☆☆☆☆☆
*ターンの質 ☆☆
*均等なターン弧 ☆☆☆☆☆
「グラウンドスタイル」FS指定種目
スタートからゴールまでの一連の流れの中で、トリック要素の演技を組み入れて滑走する。流れが途切れないように通常のターンをつなぐ中での滑走を求める。
<ジャッジングポイント>
オーバーオールインプレッションで各ジャッジが得点を出す。全体の流れの中での演技を見たうえで、ジャッジが感じる印象度・完成度・バランス等。トリックはバリエーションが多いほど評価が高い・各トリックの技術要素が高いほど評価が高い。
(例:ローテーションでいえば、同一方向だけの回転でなく、さまざまな回転を取り入れたほうが良い。ジャンプでいえばボードの反発を上手く使って行う方が評価は高い。)
*減点要素(オーバーオールインプレッションの得点の中に組み込まれます。)
:転倒
:流れが途切れた演技
「制限滑走」AL指定種目
競技種目のGSやSLのように、スタートからゴールまでのインターバル・ふり幅等が種目に合わせて設定されているのではなく、スタートからゴールまでのインターバルやふり幅が自由設定である。競技バーンに合わせてインターバルやふり幅が、時にはGSのようであったり、時にはSLのようであったりと、自由にミックスされたセットの中でタイムを競う種目である。タイムは滑走種目の得点平均をもとに換算される。