第28回JSBA全日本スノーボード
テクニカル選手権大会
中止決定にあたり
第28回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会
中止決定にあたり
今般、新型コロナウィルスの感染拡大より多くの方が入院を余儀なくされ、また大変悲しいことにお亡くなりなる方が6,000人を超えております。
私たち日本スノーボード協会教育本部としては、シーズンに入る前より今年度の事業開催にあたり、事業に参加する皆様や役員の健康を守るため、そして社会全体のために、新型コロナウィルス感染症対策について多くの時間を割いて協議してまいりました。
第28回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権および各地区大会については、緊急事態宣言が発出されたことを受けて延期等行いましたが、緊急事態宣言が3月7日まで延長され、対象地区においての地区大会開催が叶わぬ事態となりました。全ての地区において地区大会が開催されない場合には、地区選抜者の確定が困難なことから全日本選手権大会を開催することを断念することと致しました。
このような決断に至るには各地区役員、本部役員は容易なことではありませんでしたが、一日も早い感染症の終息のために必要な判断に至りました。
また、開催に向けて協議を続けてきた開催地リゾート様はじめ、関係者様の多大なご協力、ご理解を賜りまして誠にありがとうございました。
第28回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会が中止となり、今まで技術の研鑽・練習に励んできた選手の皆様、応援していただいた皆様にとって競い合う場・仲間との再会の場は来年度に持ち越しとなりますが、皆様のご理解・ご協力があることで新型コロナウィルス感染症対策へ大きな貢献がなされるものと確信しております。
どうかご理解いただけますよう、お願いいたします。
来シーズンこそは皆様にお会いできることを楽しみにしています。
Outline
主催 | 日本スノーボード協会(JSBA) |
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主管 | 日本スノーボード協会教育本部 第28回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会実行委員会 |
特別協賛 | |
後援 | |
協賛 | 各社 |
協力 | 安比高原スキー場、株式会社フォトクリエイト(予定)、有限会社FORCE GRAPHIX、北海道スノーボード協会、東北スノーボード協会、関東スノーボード協会、中部スノーボード協会、東海スノーボード協会、西日本スノーボード協会、全日本学生スノーボード協会、安全対策本部、競技本部 他 |
開催場所 | |
開催日程 | 2021年 4月1日(木)受付 4月2日(金)競技1日目 4月3日(土)競技2日目・上位入賞者表彰 ※緊急事態宣言発令に伴い、日程短縮および延期となりました。 |
参加資格 | (1)第28回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権 地区大会および学生大会通過者であること (2)第27回大会上位シード選手 ○他、地区大会の参加資格に同じ |
参加定員 | 250名 (海外招待選手は含まず・特別枠を設けることがある) |
競技種目 | 下表参照 |
種目 | 演技指定 | カテゴリー | 斜面 | 構築物等 |
フリーライディング | なし | 共通種目 | 中急斜面 | なし |
ロングターンカービング | なし | 共通種目 | 中斜面 | なし |
ミドルターンカービング | なし | 共通種目 | 中急斜面 | なし |
ショートターンカービング | なし | 共通種目 | 緩中斜面 | ウェーブ (予定) |
ビッテリー | なし | 共通種目 | 中急斜面 | なし |
制限滑走 | リズム変化あり | AL指定種目 | 中斜面 | なし |
グラウンドスタイル | グラウンドトリック | FS指定種目 | 緩中斜面 | あり (予定) |
<各種目ジャッジングポイント> | 各種目ともに発展性と可能性を考え、滑りに制限を設けるような細かいジャッジングポイントの発表を控えております。 ●カービング種目共通ポイント 「スピードとキレを考えた効率の良いターン」 |
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スピードの中での流れの良い演技構成であること。
また斜面変化に合わせた演技とターンを調和できるかがポイント。
フリースタイルでのトリックは、流れを途切れさせないスピードにのった演技を求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆
*演技構成 ☆☆
スピードとキレを考えた効率の良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆
約8~10mのふり幅、おおよそ圧雪車2台分くらいをミドルターンとする。
スピードとキレを考えた効率の良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆☆☆
指定エリアにウェーブを構築し、ショートターンカービングを行う。
ウェーブにとらわれない一定のリズム・サイズを保ったキレの良いカービングターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*ターンの質 ☆☆☆☆☆
*スピード ☆☆☆
*サイズコントロール ☆☆☆☆
ターンスピードに合わせた強い内径軸を取りながら途切れのない連続ターンを求める。
<重要なジャッジングポイント>
*内径軸 ☆☆☆☆☆
*連続性 ☆☆☆☆
*ターンの質 ☆☆☆
スタートからゴールまでの一連の流れの中で、トリック要素の演技を組み入れて滑走する。流れが途切れないように通常のターンをつなぐ中での滑走を求める。
<ジャッジングポイント>
オーバーオールインプレッションで各ジャッジが得点を出す。
全体の流れの中での演技を見たうえで、ジャッジが感じる印象度・完成度・バランス等。
トリックはバリエーションが多いほど評価が高い・各トリックの技術要素が高いほど評価が高い。
(例:ローテーションでいえば、同一方向だけの回転でなく、さまざまな回転を取り入れたほうが良い。
ジャンプでいえばボードの反発を上手く使って行う方が評価は高い。)
*減点要素(オーバーオールインプレッションの得点の中に組み込まれます。)
:転倒
:流れが途切れた演技
競技種目のGSやSLのように、スタートからゴールまでのインターバル・ふり幅等が種目に合わせて設定されているのではなく、スタートからゴールまでのインターバルやふり幅が自由設定である。競技バーンに合わせてインターバルやふり幅が、時にはGSのようであったり、時にはSLのようであったりと、自由にミックスされたセットの中でタイムを競う種目である。タイムは滑走種目の得点平均をもとに換算される。
競技方法 | 『JSBA全日本スノーボードテク二カル選手権大会規定』 による ※流れ止めを装着していない者は失格となる。 ※高校生年齢以下(2002年/平成14年4月2日以降に生まれた方)が参加する際には、ヘルメットの着用を義務付ける。 その他の選手においても、ヘルメットの着用が望ましい。 |
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クラブ対抗 | 参加選手の中から3名以上集まれば所属地区やカテゴリーを越えて結成できる。ご希望の方は、エントリー時にクラブ名・代表者名を記入し、申し込むこと。(必ずクラブ名および代表者名を統一すること) ○成績はクラブ登録選手上位3名の成績で決定される。 ○クラブ対抗のエントリー費は不要。 ○クラブ対抗のみのエントリーは不可。 |
エントリー費 | 20,000円 |
申込方法 | 大会特設サイトに全日本出場権獲得者を掲載致します。参加権利があることを確認し、デジエントリーより申し込むこと。 (2月中旬よりエントリー開始予定) ※該当者辞退の場合順位に応じて、繰上げ出場を認める。 ※エントリー申込後は理由の如何を問わずエントリー費の返金はできない。 |
賞典 | ・アルパイン部門) 男子1位~8位 |女子1位~4位 ・フリースタイル部門) 男子1位~12位|女子1位~6位 ・クラブ対抗) 1位~6位 ・高校生年齢以下特別表彰 |
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シード | 第27回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会 上位者 ・アルパイン部門) 男子:1位~8位 |女子:1位~4位 ・フリースタイル部門) 男子:1位~12位|女子:1位~6位 |
賞典 | ・アルパイン部門) 男子1位~8位 |女子1位~4位 ・フリースタイル部門)男子1位~12位|女子1位~6位 ・クラブ対抗) 1位~6位 ・高校生年齢以下特別表彰 |
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シード | 第27回JSBA全日本スノーボードテクニカル選手権大会上位者 ・アルパイン部門) 男子:1位~8位 |女子:1位~4位 ・フリースタイル部門)男子:1位~12位|女子:1位~6位 |
AL部門 | 氏名 | 所属地区 | FS部門 | 氏名 | 所属地区 | FS部門 | 氏名 | 所属地区 |
男子1位 | 末高 敏樹 | 西日本 | 男子1位 | 新野 裕幸 | 東北 | 女子1位 | 斎藤 千春 | 関東 |
2位 | 富田 陽介 | 西日本 | 2位 | 菊田 光司郎 | 北海道 | 2位 | 柏木 ゆかり | 東北 |
3位 | 吉田 泰知 | 関東 | 3位 | 田口 瑞樹 | 東海 | 3位 | 中本 優子 | 西日本 |
4位 | 駿河 涼一 | 東海 | 4位 | 小川 淳一郎 | 関東 | 4位 | 本多 未沙 | 関東 |
5位 | 鷲谷 秀隆 | 東北 | 5位 | 谷口 淳 | 西日本 | 5位 | 奥山 麻紀 | 北海道 |
6位 | 松本 佳之 | 関東 | 6位 | 渡會 那央 | 関東 | 6位 | 小川 咲 | 関東 |
8位 | 仲原 敦 | 中部 | 7位 | 吉野 智和 | 関東 | |||
女子1位 | 中村 すず | 西日本 | 8位 | 臼井 裕二 | 関東 | |||
2位 | 末木 弥生 | 中部 | 9位 | 山口 貴史 | 中部 | |||
3位 | 茶原 さおり | 中部 | 10位 | 越 博 | 関東 | |||
4位 | 辻 悠 | 北海道 | 11位 | 勝俣 順二 | 関東 | |||
12位 | 杉下 健二 | 東北 |
各地区出場枠 | ○250名よりシード選手、学生大会特別出場枠を除き、各地区へ配分 ○各地区出場枠より、FS男女・AL男子カテゴリーに各2名、AL女子に1名のベース配分を行い、残数を地区大会の各カテゴリーエントリー人数に応じて比例配分する。 ※各地区出場枠の中で、2名まで各地区決定の選抜方法による選抜を認める。 ※学生大会と地区大会の2大会に参加した場合は、先に全日本出場権を獲得した大会の出場枠を使用しなければならない。 (先に開催された大会で全日本出場を辞退した場合、後に開催される大会では全日本出場権は得られません。) |
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学生大会特別出場枠 | 6名 |
地区 | 北海道(HSBA) | 東北(TSBA) | 関東(KSBA) | 中部(CSBA) | 東海(ESBA) | 西日本(NSBA) |
出場人数 | 30 | 30 | 52 | 33 | 31 | 39 |
その他 | ○参加にあたっての詳細は別途、全日本出場者に配付する開催要項による。 ○選手の人権と大会の権利を保護するために、主催者および主催者より許可を受けた者以外の、競技会における撮影については、撮影者の責任において選手の同意を得てください。同意を得ていない選手の撮影およびSNS等による公開は禁止致します。関係者のご理解ご協力をお願い致します。 |
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