総評・講評
DEBRIEFING
               総評 
             
 
             
               主審 岸正美 
             
 
             
               コロナ禍で昨年度は中止となり2年ぶりの開催となった今大会でしたが、日ごろの練習の成果が発揮され、大人顔負けのターン技術を披露する選手が多かったように思います。 
              
滑走技術においては、思いきりのよい素早い重心の移動によりしっかりした角付けが行われ、力強いターンで滑走してくる選手も多く、目を見張るような滑走技術を見ることができ、ジュニア層の成長が楽しみな大会でした。
 
             滑走技術においては、思いきりのよい素早い重心の移動によりしっかりした角付けが行われ、力強いターンで滑走してくる選手も多く、目を見張るような滑走技術を見ることができ、ジュニア層の成長が楽しみな大会でした。
               今回使用したバーンは、最初の滑り出しでは少し斜度を感じますが、中盤から後半は緩斜面となるコースでした。斜面変化によりスピードや外力が弱くなるにもかかわらず、スタートからゴールまで同じ動きをしたために、失速したり失敗につながったりする選手も多かったように思います。ボードの曲がる性能を引き出す操作とともに、雪質、斜度、スピードに応じた運動の量、方向、時間を調整しターンをコントロールすることを今後の課題とし、更なる技術向上を目指してもらいたいと思います。今後の活躍を楽しみにしています。 
             
 
             
               講評 
             
 
             
               <フリーカービング> 
             
 
             
               ジャッジ 越博 
             
 
             
               横への移動が多すぎて外力やスピードがなくなってしまう選手や、落差ばかりが多すぎてカーブが少なく、スピードのみになってしまう選手が多く見受けられました。 
             
 
             
               ターンに深さがあり、なおかつスピードが速い選手に高得点が出ていると思います。 
             
 
             
               横と落差のバランスを考えながら練習し、今後の滑りにつなげてください。 
             
 
             
               <フリーライディング> 
             
 
             
               ジャッジ 中本優子 
             
 
             
               トリックを意識しすぎて演技が途切れた選手や、クオリティの高いカービングなのに演技が単調になってしまった選手は得点が伸びなかったと思います。 
              
その中でまず、クオリティの高いカービングをしながら完成度の高いトリックを入れた選手には高得点が出ていると思います。
次回もジャッジの目を飽きさせないフリーライディングを目指して頑張ってください。
 
             その中でまず、クオリティの高いカービングをしながら完成度の高いトリックを入れた選手には高得点が出ていると思います。
次回もジャッジの目を飽きさせないフリーライディングを目指して頑張ってください。
               <カービングターンミドルリズム> 
             
 
             
               ジャッジ 渡會那央 
             
 
             
               ターンサイズが斜度変化によって大きく変わってしまった選手も多かったため、ミドルリズムを常に意識し、段々小さくなったり大きくなったりしないように練習してほしいと感じました。 
             
 
             
               レベルの高い選手はより深い、より速いターンの習得のため、山回りでの角付け量や、荷重感のあるボードの走りを見せてほしいと感じました。