この大会がJSBA会員の皆様の
胸に残るような大会にしたい

~ 忘れるな東北!!東日本大震災復興記念 ~

この大会がJSBA会員の皆様の胸に残るような大会にしたい

~忘れるな東北!! 東日本大震災復興記念~

第 43回 2025年、第 44回 2026年の栄誉あるJSBA全日本スノーボード選手権のメインスポンサーをさせて頂きます(一社)筋整流法協会 代表理事 小口昭宣と申します。
 
私がスノーボードに関わって35年が経過し、その間に多くの出来事がありました。なんといっても長野オリンピックでは正式種目として採用されたことです。今では冬季オリンピックの主力としてメダル争いに多くの選手が関わってきました。そしてこれからもオリンピックを目指して頑張る若者がJSBA 全日本スノーボード選手権に出場してくると思っています。長野オリンピックの時は日本ではJSBAが主体となってオリンピックに臨むものと思っていましたが、FISの政治力によって経験のないSAJが主体となってしまいました。しかし、スノーボードにかける選手の情熱を団体の主導権争いで引き裂いてしまうのはあまりに大人げないと当時は感じていました。
 
私のスノーボードにかける情熱は二人の息子たちに託して必死で育てて来たつもりです。1983年から続く歴史ある全日本スノーボード選手権への出場を目指して親子で大会を求めて日本中を走り回るほど夢中に活動したものです。お陰様で第18回2000年に次男雅裕がSLで優勝、19回 2001年には長男貴裕がGSで優勝することが出来ました。このような二人の活躍は親冥利に尽きます。ジュニア時代より世界に向けて発進し、いろいろなシーンに出場させてもらったことはJSBAの活動と尽力のお陰と感謝しています。
 
2008年長男貴裕を山岳事故で亡くし、それをきっかけにTOM(Takahiro Oguchi Memorial)を発足させPSA ASIAの大会スポンサーとしてスノーボードを愛する若者たちの応援をさせて頂きました。そして、東日本大震災で甚大な被害があり、その支援へと名乗りを上げのもJSBAとPSAASIAでした。その時も微力ながら支援の手を挙げさせて頂きました。今回は、「忘れるな東日本大震災」復興の灯を消さない活動の一環として、私がスポンサーに名乗りを上げさせていただきました。その時のご縁で私の活動を支えてくれた南会津の方々に御礼を申し上げて開催地としてお願いした次第です。
 
長男の事故より15年が経過してもスノーボードへの愛情は誰にも負けないつもりですが、寄る年波になりましたので、最後のご奉公として第43回、第44回の栄誉あるJSBA全日本スノーボード選手権のメインスポンサーに名乗りを挙げさせていただきました。この大会が皆様の胸に残るような大会にしたいと思っています。全知全能をかけて支援していきますのでよろしくお願い致します。

令和5年11月吉日
(一社)筋整流法協会
代表理事 小口昭宣