3月7日 SSレポート |
最終日も快晴となった妙高パインバレー。今大会からプロ選手が生まれる種目となったが男女とも白熱した戦いが行われた。一般女子は山田純子(チームムラサキマツモト)がセミファイナル・ファイナルの2本ともすべてトップの得点をマークして見事優勝した。一般男子はRAUSCH RYAN(TEAM EXTREAM)がセミファイナルをトップで勝ち上がると、ファイナルの1本目で291の高ポイントを叩き出して優勝を飾った。山田、RYANとも図抜けた力を持ち合わせており、その実力を見事に出し切っての優勝であった。
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3月6日 HP 2日目(一般男女)レポート |
今大会で初めて快晴に恵まれ、素晴らしい戦いが繰り広げられた大会5日目。一般女子は1次予選から勝ち上がった竹橋雅子(AZ HOLD OUT)が決勝の2本目に27.4の勝負を決める高スコアをマーク。2位に4.3の大差をつけて見事に優勝を飾った。一般男子は近年まれにみる大熱戦になった。1次予選を成田陸也(TEAM KONA SURF)が1位で通過すると、工藤洸平(See's)が決勝の1本目で35.1のハイスコアを叩き出す。負けずに成田が34.1をマークし、この2人をぴったりとマークしていた佐藤秀平(TEAM KONA SURF)が1本目に32.2、2本目に29.3を出して2人にプレッシャーをかける。3人の北海道勢による壮絶な戦いの結果、栄冠は工藤に輝いた。一般男子クラスの上位を占めた、この3人の道産子は工藤がユース世代、成田、佐藤がジュニア世代。次世代のスーパースター達の誕生となった1日であった。
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3月5日 HP 1日目(ユース・ジュニア・シニアメン)レポート |
前日からの積雪で競技開始が1時間遅れてのスタートとなったハーフパイプ初日。シニアメン男子以外は2本滑走のベストカウント方式による1日目の競技。ジュニア女子では佐藤夏生(00 PROJECT)が1,2本目ともただ一人19点台を出し圧倒的な勝利を飾った。彼女はまだユース世代。これからの成長が実に楽しみである。ジュニア男子は國里諒(チームスポタカ)1本目で25.3の最高得点をだして、3回目の全日本で悲願の優勝を飾った。
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3月4日 SLレポート |
一般女子は昨日のジャイアントスラロームとはうってかわった結果となり、宮武祥子(登別大谷高校&Jr&OB)が一気に頂点に登り詰めた。予選、ファイナルと圧倒的な強さで勝ち進んだ。宮武もまだジュニア年齢であり、昨日の橋本小百合(TEAMフィールド)と同じく将来が非常に期待される選手である。一般男子も女子と同じく屋田翔太(レコード)がSL王者の座に新たに君臨することとなった。予選を勝ち抜くと1st、セミファイナルと1本も落とすことなく勝ち進み、2位の大橋洋平(チームアメリカン)と好勝負の末、見事に優勝を飾った。
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3月3日 GSレポート |
昨年の熊谷昭美(KONA-SURF SWELL)VS橋本小百合(TEAMフィールド)の戦いが再現されることとなった一般女子クラス。昨年準優勝の橋本が1,2本目とも僅差ながらラップを刻み、見事に優勝し、昨年の雪辱を晴らした。橋本は未だユース年齢。誠に持って恐るべき選手である。一方、橋本朝臣が不参加となった一般男子は、昨年の大会で大活躍した石田達哉(KONA-SURF SWELL)に奈良泰伸(TEAM Revic)が立ちはだかった。ラップこそ取れなかったものの安定した滑りをみせ久しぶりに関東地区の選手がアルパイン種目の王者に輝いた。石田は僅差の2位、あと一歩届かなかった。
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3月2日 SXレポート |
遂に開幕となった今年の全日本大会は、例年とは異なりスノーボードクロスから始まった。午前中には青空が見えていた天候も、時間を追う事に悪化し選手には厳しい状況となったが、今年のコースはダイナミックで難度の高いものとなっており、日本一を競う舞台に相応しいものであった。そんな中、一般男子クラスの高橋恭平(シーハイル)がクォーターファイナルとセミファイナルを3位で勝ち上がるとファイルで一気にブレイク!見事に優勝を掴んだ。一般女子では安藤桂子(SIDE CAR)が力強く他を寄せ付けない滑りを見せて歓喜の優勝を飾った。 |