●ジャイアントスラローム(大回転競技) 滑降競技と回転競技の特性を合わせ持つ、ダイナミックな高速レース、標高差 120〜220m、15以上の旗門をセットしたコースを滑走しタイムを 競います。 ●スラローム(回転競技) 標高差50〜150m、コース幅20m以上のコースに、20〜50の旗門を セットし、これらの旗門の間をリズムカルにっ沿い得していくテクニカルな レースです。 ●ハーフパイプ 全長100〜150m、全幅15〜25mの半円筒状のコースで、様々な技を 繰り出し、パフォーマンス性を競う競技で、昨年から採用された、JSBA スコアリングシステムにより、4人のジャッジが各自のカテゴリーから 採点します。 JSBAハーフパイプジャッジシステム JSBAは、ISFの下部組織でありますのでフリースタイルジャッジの 採点方法は、ISFのジャッジシステムを採用しています。ジャッジは 選手の採点を行うA,B,C,Dの各ジャッジとそれを統括する チーフジャッジの計5人がいます。 各ジャッジの主な採点項目は、 Aジャッジモーションアーリーウープを含む180°回転以内の エアートリック、ハンドプラント、リップトリック Bジャッジローテーション180°回転以上の横回転、縦回転の エアートリック、ハンドプラント、リップトリック Cジャッジアンプリチュートエアーの高さ、トリックの大きさ DジャッジVIP V=バラエティ (ワンラン全体でのトリックの数、種類) I=インテンシティ(ワンラン全体での技の高さ、大きさ) P=パイプユース(ワンラン全体での技の組み立てや安定性) があり、各ジュッジはこの項目を中心に一人一人のライディングを 採点しています。このようなジャッジシステムで選手が良い結果を出すには、 高く跳ぶことも大事なことですが、回転系のトリックも取り入れ、 技の種類を増やし技のかたよりをなくし、しっかりしたルーティーンと 演技をジャッジへアピールすることが必要となります。 ●ボーダークロス(エキシビジョン) スタートからゴールまで定められたコース内に設置した各セクションを確実に 通過し、順位を競います。選手をヘルメットを装着しなければならず、 各セクションに1対のエントリーフラッグと1対のエグジットフラッグを 設置し、セクションの始まりと終わりをあきらかにするとともに通過の 目安とします。またバンクに関してはラピッドポートを使用して、 その上部を通過させることによりコースとします。 @参加選手を4名から8名程の4ヒートにわけ、そのヒートごとに出走させ、 その中で順位を競い、20%から50%の勝ち上がり式(ノックダウン方式) を取る。 A2回戦、3回戦のヒート組み合わせは、勝ち上がり順位で同順の選手が 一部のヒートに集中することが無いように数表を用いて決定する。 B1回戦の敗者に関してのみ勝ち上がりの順位の次の順位を対象として 敗者復活戦を行い、もう一度勝ち上がりチャンスを与えることが望ましい。 Cカテゴリーとしては基本的にMEN(男子)とWOMEN(女子)の 2つとし、OC(組織委員会)の判断によりジュニアを採用しても良い。 |